記事のアーカイブ

2022年06月10日 18:53

レベル1

広島大学は6月9日から行動指針をレベル1に下げました。講義や試験は対面が中心となってきましたが、さらにその傾向が強まりそうです。今日は野外調査に行きました(写真の島)。天候もよく、水温も20℃を超えていて、調査日和でした。
2022年05月19日 08:03

久しぶりの論文

先日、卒業生の修論の内容を論文として発表しました。干潟に出現するサキグロタマツメタ(巻貝で外来生物)の性比が、夏にオスに偏るという内容です。この現象を発見した吉田君も卒業して4年以上が経ってしまいました。Yoshida et al. (2022) Scientific Reports...
2022年05月19日 07:51

【Yoshida et al. (2022) 夏季に干潟に現れるサキグロタマツメタは雄ばかり】

著者:Kazuki Yoshida, Tomoka Setogawa, Toshiyuki Sato, Manabu Yamada, Tatsuma Sato, Kaoru Narita, Akira Matsumoto, Takeshi Tomiyama題目:Male-biased sex ratio in the crawling individuals of an invasive naticid snail during summer: implications for population management掲載誌:Scientific Reports 12: 7911...
2022年05月02日 10:06

豊潮丸航海

4月25~28日にかけて豊潮丸の航海に出かけました。今年度は私の主指導学生が少ないこともあり、3泊4日での航海でした。宿泊できる船室が限られており、乗船者が多いと感染対策のため泊まりでの航海はできないのです。今回の航海の目的はサバ類の仔稚魚採集です。25日は伊予灘で調査しました。ベタ凪ぎで、海面は湖のようでした。調査場所へ向かう途中でイルカの群れがお出迎え(よい写真が撮れませんでした・・・)調査場所についたらCTDで海洋観測を行います。(船内からCTDの観測システムを操作しています)続いて仔魚調査。今回はボンゴネットを使用しました。ボンゴネットにはプランクトンがたくさん入りました。多かったのは
2022年04月23日 16:16

野外調査等

4月中旬から調査づくめでした。14日はそれまでの晴天続きが嘘のような雨でした。そんな中、藻場調査。↑沖に出て地曳網を入れているのが私。4人で引っ張ります。ハゼ類やメバル類などが採集されました。4月15日には広島市でマコガレイの放流に立ち会いました。3cmぐらいの種苗を放流しました。翌16日には放流場所に仕掛けていただいた刺し網の回収作業に立ち会いました。コノシロだらけ・・・予想外でした。その日の午後には干潮時をねらって追跡調査。それなりに稚魚がとれました。4月18日、20日にも追跡調査を行い、19日は別の場所で藻場調査。そんな感じで調査がずっと続いていました。参加者のみなさま、おつかれさまでし
2022年04月12日 15:56

新年度

新年度となり、広島大学は4月8日から授業が開始されています。学部の授業は基本的に対面で行われています(広島大学の授業方針)。私もオムニバスの講義をいくつか対面で行う予定です。先日、久しぶりに河口域に行ってきました。下げ潮で、クサフグがたくさん下流方向へ泳いでいました。上の写真で写っている魚はクサフグです。拡大↓ (桜のはなびらが一緒に写っています)クサフグが河川を遡上するのは、寄生虫を落とすためという説があるようです(情報元)。
2021年09月06日 14:15

2年ぶりの豊潮丸

9月2、3日に豊潮丸に乗船しました。昨年度は新型コロナウィルスの影響で6月に予定していた航海を中止したため、2年ぶりの乗船となりました。今回は、海洋生物学特別実習としての学部生の教育航海で、日帰り航海を2日間実施しました。この2日間は、それまでの晴天とうってかわってあいにくの雨でした。 目的地に到着。まずはCTD(Conductivity Temperature Depth...
2021年07月24日 13:40

【Yoshida and Tomiyama (2021) ヒメハゼの生息場利用と二次生産】

著者:Yusei Yoshida, Takeshi Tomiyama 題目:Habitat utilization and secondary production of the sharp-nosed sand goby Favonigobius gymnauchen around intertidal areas掲載誌:Environmental Biology of Fishes 104: 811-823 (2021)論文閲覧:広島大学リポジトリ、公式HP、PDF...
2021年07月13日 08:38

【Harada et al. (2021) サワラ稚魚の高温耐性と飢餓耐性】

著者:Kaito Harada, Tetsuo Morita, Wataru Deguchi, Masayuki Yamamoto, Tomonari Fujita, Takeshi Tomiyama題目:High-temperature and starvation tolerances of juvenile Japanese Spanish mackerel Scomberomorus niphonius掲載誌:Fisheries Science 87: 513-519...
2021年04月14日 11:58

【Sakurai et al. (2021) 馴致水温がマコガレイの高温耐性と成長に及ぼす影響】

著者:Gento Sakurai, Satoshi Takahashi, Yusei Yoshida, Hiroshi Yoshida, Jun Shoji, Takeshi Tomiyama題目:Importance of experienced thermal history: effect of acclimation temperatures on the high-temperature tolerance and growth performance of juvenile marbled flounder掲載誌:Journal of Thermal Biology 97:...

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冨山 毅 Takeshi Tomiyama 〒739-8528 東広島市鏡山1-4-4 広島大学 統合生命科学研究科 082-424-7941 (直通)