記事のアーカイブ

2022年11月28日 18:43

11月もあと数日

寒くなってきましたが・・・と言いたいところですが、ここ東広島は今日も日中の最高気温が19度ぐらいになり、昼はポカポカと暖かいです。明後日から寒くなるようです。11月は調査、予備実験、会議、次年度に向けての準備、等々で慌ただしく過ぎていきました。18日には水産研究・教育機構の米田さんを中心としたプロジェクトによるプレスリリースがありました。 26-27日には日本水産学会支部例会もオンラインで行われ、研究室のM2の学生2名が発表しました。学部の建物改修も進んでいます。21日には半分の改修が終わり、荷物の移動が始まりました。2階の廊下。2階の学生室。ただし学生室としての利用は来年4月からです。12月
2022年11月04日 16:39

市場と干潟

10月末に広島市の中央卸売市場へ行ってきました。午前4時過ぎに行きました。ちょうど競りが行われていました。早くからたくさんの方が働いておられます。広島湾の水揚げ物を見学しました。ハモとヒラメ。このヒラメは大きくて体色異常も出ていますが、私は天然魚だと思います。アイナメ。やせていますね。左の箱にはマコガレイとホシガレイがいました。ブリの幼魚(ヤズ)ボラ。丸々としています。マアジあとは他産地から運ばれてきたものを見学しました。島根県産のキジハタ(アコウ)とアカカマス(と思いますがヤマトカマスの可能性もあります)。山口県産のクロメバル。メバル類は価格が高くなっていて、中には1kgあたり3,000円の
2022年10月25日 14:42

オヨギイソギンチャク

10月20日に倉橋島へ藻場調査に行きました。地曳網を引っ張ります。オヨギイソギンチャクとみられる生物が大量に網に入りました。拡大するとこんな感じ。海藻にもびっしりとオヨギイソギンチャクが付着していました。一見するとふつうの海藻に見えますが・・・写真の中央付近を拡大するとこんな感じです。ちょっとわかりにくいですね。別の海藻(ヤツマタモク)。拡大。こんなに海藻にとりついたら海藻の漁業にも影響があるだろうなと思ったら、すでに除去技術も開発されているようです(関連論文)。なぜこんなに大量に発生しているのか、それが毎年のことなのか今年が異常なのか、今のところわかりませんが、今後の状況も気にしておこうと思
2022年10月25日 11:02

クラシックな図に補助線を追加

ggplotでは自動で表示される補助線を、クラシックな図でも表示させる方法です。例えばこんなデータを用意して作図します。x1<-c(2,4,6)y1<-c(5,3,8)plot(x1, y1, col="red", pch=16)このような図ができます。次に「grid(NULL, NULL)」と入力すると補助線が引かれますが、プロットと重なったところは補助線が前面に表示されてしまいます。 このように入力すればOKです。plot(x1, y1, col="red", pch=16, grid(NULL, NULL))こちらでも同じです。plot(x1, y1,...
2022年10月10日 10:07

3年ぶりの国際学会

9月下旬に韓国の釜山で行われたPICESの会合に参加しました。ただ、都合により最初のワークショップだけ参加し、メインのシンポジウムが始まる前に帰国しました。釜山ではコロナでシャトルバスが運休になってしまい、空港から市バスで2時間近くかけて海雲台(ヘウンデ)に到着。この場所を訪れるのは2016年のWFC以来、2度目です。なお、空港についてすぐにPCR検査を受け、陰性を確認して韓国のwebsiteに登録、という手続きをしました。ビーチにはたくさんの人がいました。こちらは別の日。会場。PICESの看板が掲げられていました。こちらはオープニングセレモニーの会場。それなりに会場参加者がいましたが、オンラ
2022年09月28日 09:33

豊潮丸航海

9月の終わりに近づき、朝晩とずいぶん涼しくなりました。さて、9月20日、21日と日帰り2日間で豊潮丸による調査航海を実施しました。詳しくは豊潮丸のFacebookをご覧ください。台風通過直後であいにくのコンディションでしたが、無事に実施できてよかったです。豊潮丸のみなさま、大変お世話になりました。ありがとうございました!
2022年09月13日 15:22

倉橋島藻場調査

8月下旬に倉橋島で藻場調査(シュノーケリング)を行いました。調査した場所は9年前の2013年8月に同様の観察を行ったところです。キュウセンの社会行動を研究していた学生さんに案内してもらった場所でした。9年前はこのようにメバルがたくさん群れていました。2022年の調査では、メバルはごくわずかに見られただけで、群れで泳いでいたのはアイゴでした。アイゴは2013年のときには見かけませんでした。アイゴの稚魚の群れです。海藻や転石をつついていました。イシダイの幼魚もいました。調査の後、広島県水産海洋技術センターを訪問し、施設の見学をさせていただきました。ご案内いただいた職員のみなさま、ありがとうございま
2022年08月27日 16:02

工事が本格的に始まりました

建物の工事が本格的に始まり、コンクリートを壊す作業などですごい音や振動が続いています。電話の声が聞こえないぐらいです。しばらくはガマンが続きそうです。8月は私にとっては資源評価会議の時期で、今年も対面とリモートの併用で行われた会議に参加しました。担当された方や参画機関のみなさま、大変おつかれさまでした!といっても、今年はまだまだ会議が続きそうですが・・・
2022年08月16日 17:07

アイゴの稚魚出現

暑い日が続いています。研究室の仮移転は無事に終わり、建物の工事が始まりました。毎月の藻場調査も継続中です。といっても夏は海藻がなくなる時期なので、藻場と言えるのかわかりませんが。8月9日に藻場調査を行いました。手前が地曳網を引っ張る私の勇姿(スミマセン)。今回は今年初めてアイゴの稚魚が出現しました(写真の赤線内)。ほかにもカワハギやハゼ類、ゴンズイ稚魚などがいます。その数日前、愛媛県の伯方島の港内でもアイゴらしき稚魚の群れを見かけました。アイゴは瀬戸内海だけでなく、各地で増えつつあるようで、藻場の衰退を引き起こす可能性があるので心配です。この日は水温が高くて27度近くありましたが、メバル類の稚
2022年07月28日 14:29

移転作業

本格的に移転作業が進行中です。研究室もほとんど移転を終えました。今日は研究室のOBが来てくれましたが、あまりの変化ぶりに驚かれていました。実験室A2127月25日7月28日お茶部屋A2137月25日7月27日学生室A2057月25日7月28日実験室A2067月25日7月27日仮移転先実験室A2107月25日冷凍ストッカーもこちらに移動しました。移転の第一段が終わると、8月~11月にかけて建物東側の工事、12~3月に西側の工事が行われる予定で、そのたびに移転作業をすることになります。今年度いっぱいは大変ですが、がんばっていきましょう!(→研究室メンバー)

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