2023年10月29日 12:16
10月18日に竹原市の賀茂川河口(ハチ干潟)へ行ってきました。この日は最干潮が朝5時半ぐらいで、日の出の時刻が6時過ぎなので、6時ぐらいから現地に入りました。現地到着。すでに潮がよく引いていました。土手にはアカテガニがいました。鮮やかなハサミです。画像がボケてしまっていますが、干潟にはアナジャコの脱皮殻がたくさん転がっていました。こちらはヒイラギの稚魚です。どうやら打ち上がってしまったようです。川にはたくさん泳いでいました。賀茂川の河口。この日はよく引いていました。学生さんたちとハゼ採集。10月から新加入の3年生2人も手伝ってくれました。この日の午後にはハゼの飼育実験を開始(写真に写っているの
2023年10月17日 11:18
10月も藻場調査を行いました。気持ちのいい天気でした。浅瀬に何か黒くうごめくものがいます。正体はゴンズイの群れ(ゴンズイ玉)でした。こんな群れで密集して何をしているのでしょう。地曳網を引くとアオリイカの子供がたくさん入りました。次の網でも。さらに追加。黒くなったり透明になったりと、変幻自在ですね。アオリイカはすべてリリースしました。目的の魚類はほとんど採集されず。魚類採集は一段落しそうです。
2023年09月25日 10:35
9月19日から仙台で行われた日本水産学会秋季大会に参加してきました。青葉山の会場付近。きれいです。こちらは農学部。こちらは会場となった青葉山コモンズ。こちらは発表会場。発表は撮影禁止なので、発表前に。私は2題口頭発表しました。他の参加者とも有意義な議論ができました。帰りの飛行機にて。奥に見えているのは阿武隈川。大会の運営に携わったみなさま、ありがとうございました。
2023年09月06日 14:38
9月1~3日に函館で行われた表記学会に参加してきました。対面での開催は4年ぶりです。私はベントス学会の方に参加し、「カイヤドリウミグモは宿主二枚貝が死ぬとどうなるのか」というタイトルで口頭発表をしました。学生ではなく私自身の研究内容です。会場は北大の水産学部でした。函館駅からのバスが少なくてびっくりしました。口頭発表は講義室で、ポスター発表は体育館で行われました。体育館での一コマ。挨拶する大塚先生です。プランクトン学会の会長を務めておられます。広島大からの参加者も多かったです。朝市もちらっと見てきました。ケガニ、タラバガニ、オオズワイガニ(?)、ハナサキガニが売られていました。次年度は島根開催
2023年08月21日 08:15
8月中旬に倉橋島へ藻場の調査に行きました。シュノーケリングで海の中を観察しました。まずは漁港の外で。マダコがお出迎え。アマモ場とメバル稚魚。メバル類は相変わらず多いです。ニシキハゼ。カラフルです。真ん中の下の方にいるのはアイナメです。瀬戸内海では激減しました。ちょっと深いところへ行ってみたらコブダイを見かけました。が、すぐに逃げてしまい、よい写真撮れませんでした。スズキ。クロダイ。ウマヅラハギ。漁港の中を観察しました。チャガラの群れ。メバル類はこちらもたくさんいました。ムラソイが2尾。アマモにはオヨギイソギンチャクがびっしりと付いていました。昨年度もみられましたが、こんなに付いていると光合成に
2023年08月21日 07:56
連日暑い日が続いています。大学は夏季休暇に入っていますが、研究室は学生の調査や実験などが続いています。8月上旬に広島市の干潟へ行きました。アオサもほとんど見当たりませんでした。サキグロタマツメタも1個体も見かけませんでした。干潟にはあちこちにエイの捕食痕があり、水たまりとなっています。水たまりで学生が調査を行いました。続いて別の干潟へ。こちらでは学生が現場実験を始めました。このあとに台風6、7号と連続したため、撹乱が心配です。無事に終了までたどり着くことを願うばかりです。写真では伝わりませんが、干潟はすさまじい暑さでした。海へ出かける方は熱中症対策をしっかりと!
2023年07月18日 09:08
7月10~12日に豊潮丸での教育航海を実施しました。10日は朝から大雨警報が出ていましたが、なんとか予定どおり出航することができました。雨天の中で学生さんたちが奮闘。初日の釣果。底にいる大きなヒラメは船員さん(kzkrさん)が釣り上げたもの。合間にゼミも実施。宮浦港に入港。夕方には雨も上がってよかったです。2日目は竹原沖へ。海は穏やかで、絶好のコンディションかと思いきや、あまり釣れなかったようです。しかし終了間際にラッシュがあったようです。マダイ、キジハタ、イネゴチが見えます。ミズクラゲが多かったです。竹原ステーションの沖を通過。そして竹原港に入港。駅前を散策。7月8日に七夕まつりがあったよう
2023年07月07日 09:07
7月になりましたが、天気のよくない日が続いています。先日は九州で大雨があったようで、被災された方々にお見舞い申し上げます。5年前の西日本豪雨を思い出します。大きな災害がないことを願います。7月上旬から広島県栽培漁業センターよりガザミとマダイの種苗をいただき、留学生2名が
実験を開始しました。こちらはガザミの種苗です。こちらはマダイの種苗です。午前に実験のセットアップを終え、午後に広島市の干潟へ行きました。場所によってはアマモが密に生えていました。アマモにはカミナリイカの卵もありました。別の干潟で野外実験の試行も行いました。来週は豊潮丸の航海に行ってきます。話は変わりますが、ヒラメ耳石日周性の証
2023年06月27日 08:18
早くも2023年の半分が終わろうとしています。この前半期で共著の論文が4本受理または掲載されました。・Deguchi et al. (2023) Deep-Sea Research...
2023年06月10日 08:45
6月7日に2年ぶりに竹原のハチ干潟へ行きました。干潟で網をがさごそと使っていたら、イシガレイがいました。大きくなっています。写真を撮ってからリリースしました。水温が19.9℃でしたので、そろそろ干潟から沖へ移動する時期と思われます。こちらは学生さんが採集したクロダイ。まだ仔魚期のようです。こちらも写真を撮ってからリリースしました。干潟にはツメタガイの卵塊がいくつかありました。干潟を匍匐するタマガイ科を発見。パッと見ても種類がわかりませんが・・・ひっくり返してみると、ゴマフダマでした。模様が消えてしまっています。こちらは学生さんが採集したツメタガイ(右)と、正体不明の卵塊(左)です。卵塊はゴマフ