ニュース

2023年09月25日 10:35

日本水産学会秋季大会

9月19日から仙台で行われた日本水産学会秋季大会に参加してきました。青葉山の会場付近。きれいです。こちらは農学部。こちらは会場となった青葉山コモンズ。こちらは発表会場。発表は撮影禁止なので、発表前に。私は2題口頭発表しました。他の参加者とも有意義な議論ができました。帰りの飛行機にて。奥に見えているのは阿武隈川。大会の運営に携わったみなさま、ありがとうございました。
2023年09月06日 14:38

2023年日本ベントス学会・日本プランクトン学会合同大会

9月1~3日に函館で行われた表記学会に参加してきました。対面での開催は4年ぶりです。私はベントス学会の方に参加し、「カイヤドリウミグモは宿主二枚貝が死ぬとどうなるのか」というタイトルで口頭発表をしました。学生ではなく私自身の研究内容です。会場は北大の水産学部でした。函館駅からのバスが少なくてびっくりしました。口頭発表は講義室で、ポスター発表は体育館で行われました。体育館での一コマ。挨拶する大塚先生です。プランクトン学会の会長を務めておられます。広島大からの参加者も多かったです。朝市もちらっと見てきました。ケガニ、タラバガニ、オオズワイガニ(?)、ハナサキガニが売られていました。次年度は島根開催
2023年08月21日 08:15

藻場の調査

8月中旬に倉橋島へ藻場の調査に行きました。シュノーケリングで海の中を観察しました。まずは漁港の外で。マダコがお出迎え。アマモ場とメバル稚魚。メバル類は相変わらず多いです。ニシキハゼ。カラフルです。真ん中の下の方にいるのはアイナメです。瀬戸内海では激減しました。ちょっと深いところへ行ってみたらコブダイを見かけました。が、すぐに逃げてしまい、よい写真撮れませんでした。スズキ。クロダイ。ウマヅラハギ。漁港の中を観察しました。チャガラの群れ。メバル類はこちらもたくさんいました。ムラソイが2尾。アマモにはオヨギイソギンチャクがびっしりと付いていました。昨年度もみられましたが、こんなに付いていると光合成に
2023年08月21日 07:56

干潟の調査

連日暑い日が続いています。大学は夏季休暇に入っていますが、研究室は学生の調査や実験などが続いています。8月上旬に広島市の干潟へ行きました。アオサもほとんど見当たりませんでした。サキグロタマツメタも1個体も見かけませんでした。干潟にはあちこちにエイの捕食痕があり、水たまりとなっています。水たまりで学生が調査を行いました。続いて別の干潟へ。こちらでは学生が現場実験を始めました。このあとに台風6、7号と連続したため、撹乱が心配です。無事に終了までたどり着くことを願うばかりです。写真では伝わりませんが、干潟はすさまじい暑さでした。海へ出かける方は熱中症対策をしっかりと!
2023年07月18日 09:08

豊潮丸航海2023

7月10~12日に豊潮丸での教育航海を実施しました。10日は朝から大雨警報が出ていましたが、なんとか予定どおり出航することができました。雨天の中で学生さんたちが奮闘。初日の釣果。底にいる大きなヒラメは船員さん(kzkrさん)が釣り上げたもの。合間にゼミも実施。宮浦港に入港。夕方には雨も上がってよかったです。2日目は竹原沖へ。海は穏やかで、絶好のコンディションかと思いきや、あまり釣れなかったようです。しかし終了間際にラッシュがあったようです。マダイ、キジハタ、イネゴチが見えます。ミズクラゲが多かったです。竹原ステーションの沖を通過。そして竹原港に入港。駅前を散策。7月8日に七夕まつりがあったよう
2023年07月07日 09:07

調査や実験

7月になりましたが、天気のよくない日が続いています。先日は九州で大雨があったようで、被災された方々にお見舞い申し上げます。5年前の西日本豪雨を思い出します。大きな災害がないことを願います。7月上旬から広島県栽培漁業センターよりガザミとマダイの種苗をいただき、留学生2名が 実験を開始しました。こちらはガザミの種苗です。こちらはマダイの種苗です。午前に実験のセットアップを終え、午後に広島市の干潟へ行きました。場所によってはアマモが密に生えていました。アマモにはカミナリイカの卵もありました。別の干潟で野外実験の試行も行いました。来週は豊潮丸の航海に行ってきます。話は変わりますが、ヒラメ耳石日周性の証
2023年06月27日 08:18

2023年前半の振り返り(論文)

早くも2023年の半分が終わろうとしています。この前半期で共著の論文が4本受理または掲載されました。・Deguchi et al. (2023) Deep-Sea Research...
2023年06月10日 08:45

久しぶりのハチ干潟

6月7日に2年ぶりに竹原のハチ干潟へ行きました。干潟で網をがさごそと使っていたら、イシガレイがいました。大きくなっています。写真を撮ってからリリースしました。水温が19.9℃でしたので、そろそろ干潟から沖へ移動する時期と思われます。こちらは学生さんが採集したクロダイ。まだ仔魚期のようです。こちらも写真を撮ってからリリースしました。干潟にはツメタガイの卵塊がいくつかありました。干潟を匍匐するタマガイ科を発見。パッと見ても種類がわかりませんが・・・ひっくり返してみると、ゴマフダマでした。模様が消えてしまっています。こちらは学生さんが採集したツメタガイ(右)と、正体不明の卵塊(左)です。卵塊はゴマフ
2023年05月25日 18:36

野外調査

5月後半も数回、野外調査へ出かけました。まずは倉橋島。ガラモ場が発達しています。近くではヒジキやアカモクを漁獲している漁業者がいました。こちらはヒジキです。ガラモ場はメバルだらけでした。今年は本当に多いです。こちらはアナハゼ属の一種とメバル属の一種。シュノーケリングしていて、ヒメハゼの写真を撮ったつもりでしたが、確認したらスジハゼのようでした。この日はほかにもアジの群れなどたくさんの魚を見ました。別の日には水産資源研究所のヒラメ調査に参加させていただきました。といっても私は特別採捕許可の採捕者に名前がないので、漁港から見送りました(学生さんが乗船しました)。午前5時前に出航でした。海はとても穏
2023年05月11日 17:21

初めてのカニ籠調査

5月になり、暖かい日が続いています。竹原市沖でカニ籠(かご)の調査を行いました。D1のAngeloさんのテーマの一環で、ガザミ類の分布を調べるためです。広島県ではカニ籠の使用が禁止されており、地元の漁業協同組合の理解を得て、特別採捕許可をもらって実施しました。なお、籠は愛媛県の漁業者から提供いただきました。まずは道具の準備。調査場所。カニ籠に餌(解凍したコノシロ)を入れて設置しました。籠を30個入れました。さて何が入るのか・・・そして翌日、24時間後の回収です。採集されたのは・・・イネゴチとイトマキヒトデ。別の籠ではオニオコゼ。産卵を控えているのか、お腹が膨らんでいました。なんと、これで全てで

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