記事のアーカイブ

2025年11月22日 14:54

大阪調査など

早くも秋の終わりが感じられつつあるこの頃です。インフルエンザなど流行っているようですのでみなさまお気をつけください。11月17日には大阪で調査を行いました。テトラの隙間から漁船(何かの作業中)が見えました。(拡大)この時期は日中の干潮で潮位があまり下がらないため、苦労しました。魚類はあまり採集されませんでした。多かったのはヒメハゼで、この写真でも中央付近に写っています。カムフラージュが上手です。タモ網でキンセンガニの姿を見ました。マテガイも生息しているようです。大阪水産技術センターのみなさまにお世話になりました。ありがとうございました。翌11月18日には韓国の大学生・高校生が来学し、実習などを
2025年11月22日 14:18

【Macario et al. (2025) フィリピンにおけるカニ籠漁業での餌の管理と水深の影響】

著者:Angelo C. Macario, Alexander J. Balsomo, Takeshi Tomiyama題目:Bait management and depth-based catch distribution of economically important marine crabs in the Visayan Sea, Philippines掲載誌:Aquaculture, Fish and Fisheries 5: e70140...
2025年11月13日 15:06

【Macario et al. (2025) ガザミ稚ガニの脱皮回数、摂食、成長に及ぼす水温の影響】

著者:Angelo C. Macario, Tania Islam, Manuel Eduardo L. de la Paz, Alexander J. Balsomo, Takeshi Tomiyama題目:Temperature-induced effects on ecdysis frequency, feeding, and growth response of Gazami (Portunus trituberculatus) crablets掲載誌:Aquaculture, Fish and Fisheries 5: e70141...
2025年11月05日 10:24

水産海洋学会

10月31日~11月2日にかけて福井市で水産海洋学会がありました。私はポスター発表してきました。口頭発表や受賞講演の聴講で大いに刺激を受けてきました。学会へ行くと普段使わない頭を使う気がします。会場の様子ポスター(右から2番目が私の貼ったもの)ポスター発表した中身は、つい最近、論文として掲載されました。詳しくはこちら。また、共同研究プロジェクトで東京大学の研究チームがとりまとめた論文について、プレスリリースされました。11月は講義、会議、調査、ゼミなど大忙しになりそうです。
2025年11月05日 09:30

【Namikawa and Tomiyama (2025) 広島湾におけるマコガレイ放流種苗の食害】

著者:Yukako Namikawa, Takeshi Tomiyama題目:Post-release predation of hatchery reared marbled flounder Pseudopleuronectes yokohamae in Hiroshima Bay, Japan掲載誌:Fisheries Research 292: Article 107589...
2025年10月29日 15:31

構内清掃など

急に寒くなって秋めいてきました。研究室では早くも卒論や修論のとりまとめの話が出ています。It suddenly got colder and feels more like autumn. In the lab, we've already started talking about wrapping up graduation theses and master's theses.昨日はホームカミングデーに向けて構内一斉清掃がありました。みなさんおつかれさまでした。ホームカミングデーでは釣りの話が企画されています。興味のある方はぜひお越しください。Yesterday, we had a...
2025年10月18日 15:24

10月前半の振り返り

10月になり、第3タームが始まりました。ここしばらく講義や実験実習が続きました。10月というのに日中は30度近くになることが多く、まだ秋を実感できないこの頃です。魚の耳石摘出と年齢査定の実習。2つの実習で実施しました。10月16日には七尾湾でのベントス調査に参加させていただきました。この日はあいにくの雨でした。ガラモがたくさんありました。ノコギリモクでしょうか。ちぎれて打ち上がっているものが散見されました。近くではアカテガニを何度か見かけました。見つけるとすぐ隠れてしまうのでいい写真が撮れず・・・岸の岩盤には見たことのない色のアメフラシ。たまたまその日の夕方のテレビ番組で能登の生物の話をしてい
2025年09月29日 09:10

9月後半の振り返り

もうすぐ9月が終わりを迎えます。ずっと暑い日が続きましたが、ようやく涼しくなってきました。9月半ばに留学生のAngeloさんの送別会がありました。フィリピンから来て早くも3年が過ぎましたが、無事に学位を取得され、よかったです。料理はK斗シェフのスペイン料理づくしです。相変わらずのハイクオリティです。 9月19日には学位記授与式がありました。Angeloさんのほか、論文博士で国松さんが学位を取得されました。おめでとうございます。9月24~26日にはこちらのキャンパスで日本水産学会秋季大会が行われました。500人以上の参加者が来場されました。大きなトラブルもなく無事に開催でき、よかったで
2025年09月05日 08:58

広島湾研究集会

9月2日に広島市で第23回広島湾研究集会が行われました。カキとアサリの話でした。特に、カキの産地として広島湾は有名ですが、生産現場で起きている問題や将来について、また全国で激減しているアサリの資源復活に向けての取り組みについて、議論が尽きないほどでした。来年の広島湾研究集会は広島大学で行う予定です。(撮影禁止のため写真はありません)また、昨年度に学位を取得された橋田さんの論文がFisheries Researchに掲載されました。おめでとうございます!10月15日まではフリーで公開されています。
2025年08月25日 07:56

大阪湾調査

暑い日が続いています。先週に大阪湾の干潟調査に行ってきました。この日は天候に恵まれました。もちろん暑かったです。近畿地方では38℃に達したところもあったようです。まず1地点目。写真の右端、ベントスチームが調査をしています。我々魚類チームは小型地曳網を曳きます。そしてみんなでソーティング。小さなハゼが多かったようです。ガザミの稚ガニを何度か見かけました。同地点で見たタイワンガザミ雄の脱皮殻。続いて2地点目。風の影響で白波が立っていました。ここではササウシノシタやヒラメの姿を見ました。大阪湾のヒラメは資源状況が良好なようで、こうした環境で稚魚が育っていることに支えられているのかもしれません。ツメタ

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冨山 毅 Takeshi Tomiyama 〒739-8528 東広島市鏡山1-4-4 広島大学 統合生命科学研究科 082-424-7941 (直通)