種苗の食害調査

2023年04月22日 11:26

4月中旬に広島市で行われたマコガレイ種苗放流で、漁協さんにお願いして刺し網による食害調査を実施しました。今年で3年目です。今年は網の量を減らしていただき、網から魚などを外す作業も短縮できました。



私達が到着したときにはすでに網を揚げてくださっていました。



網から魚やカニを外します。初めての体験の学生さんもいて、苦労しながら外していました。



昨年におびただしい数がかかったコノシロですが、今年は30尾ぐらいでした。



こちらはクロメバル。河口域ですが、このようなメバルが入ってくるのが私には意外に感じられます。



小ぶりのスズキやキチヌ、ウミタナゴなど。


スズキの胃からはヒメハゼとみられるハゼ類が出てきました。マコガレイは出現しませんでした。


モクズガニも10個体ぐらいだけでした。そのほか写真中央のイシガニが1個体。



そしてタイワンガザミが1個体。


カニ類の胃内容物は後日に調べる予定です。

漁協のみなさまには大変お世話になり、ありがとうございました!

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