山口での調査

2024年05月10日 15:35

GWはいかがお過ごしでしたでしょうか。私は県内から出ることなくのんびり過ごしました。


5月9日に山陽小野田市沖でのヒラメ・カレイ類調査に学生2名とともに参加しました。前日は強風注意報が出ていましたが、当日は凪でよかったです。


写真を撮れませんでしたが今回は改良した採泥器が活躍しました。メッセンジャーにおもりを取り付けたことで失敗数が格段に減りました。



メインの桁網曳網、網から採集物を取り出す作業中。学生が大活躍です。



イシガレイがいました。



漁業者の方の話によると、この時期はカミナリイカ(モンゴウイカ)のシーズンらしく、たくさん漁獲されるとのことでした。前日にも一隻で200kgの水揚げがあったそうです。


かご漁業で漁獲しているところ。


こちらは調査中に表層を漂っていた個体。産卵後で弱っていたものと思われます。1kgを超えるサイズも珍しくないそうですが、寿命1年なので 成長が速いです。



ふと海面をみるとおびただしい数のミズクラゲがいました。昨年、瀬戸内海ではミズクラゲがとても多かったのですが、今年も多いのかもしれません。漁業者の方は他の方々に周知するとおっしゃっていました。

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