久しぶりの市場見学
寒くなってきましたね。今日は私が担当する講義の期末試験でした。受講生のみなさま、おつかれさまでした。

本日のキャンパス内にて。紅葉がきれいです。
11月中旬に久しぶりに今治の市場を訪問しました。

しかし閑散としていました。漁協の方によれば、底曳網の漁業者はかつてのような市場での販売をほとんどやっておらず、ほぼすべて問屋さんに卸しているとのことでした。漁業者の奥さんにも聞いてみましたが、買いに来る人がめっきり少なくなったため、とのことでした。

漁業者の方が選別した底曳網の混獲物。ジンドウイカ、ナガダルマガレイ、ヒイラギ、テンジクダイ、ガザミ稚ガニ、シャコ、エビ類、フグ類など。以前に愛媛県の漁業者からガザミが激減したと聞いていたので、 稚ガザミがたくさんいたのが印象的でした。


こちらはサワラ流し網の漁業者が並べていたサワラ(上の写真)、ハモとヒラ(下の写真)。
続いて問屋さんも見学させていただきました。

タモリ(セトダイ)やカワハギに混じってミシマオコゼがいました。おもしろい顔ですね。

ハモがたくさんいました。

未選別の魚。タチウオ、イボダイ、シログチ、ニベ、トカゲエソ、イネゴチ、ナシフグなどがいました。
市場からの帰りに尾道の干潟に寄っていきました。

まだ日の出前です。

サキグロの卵塊。わずかしか見つかりませんでした。
翌日も早起きして今度は広島の市場へ。


朝早くからおつかれさまです。

メバル類(主にクロメバル)。

カサゴ(ホゴメバルと呼ばれます)。

大きなコブダイを見かけました。

大きなマアジ。3尾で2.9kgもあります。1kgサイズのマアジとは驚きました。

帰りに広島の干潟へ寄りましたが、サキグロ卵塊は見つからず。写真もブレてしまいました(学部3年生3人が写っています)。
インフルエンザが大流行しているとのこと、くれぐれもご用心ください。
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