オヨギイソギンチャク
2022年10月25日 14:42
10月20日に倉橋島へ藻場調査に行きました。
地曳網を引っ張ります。
オヨギイソギンチャクとみられる生物が大量に網に入りました。
拡大するとこんな感じ。
海藻にもびっしりとオヨギイソギンチャクが付着していました。
一見するとふつうの海藻に見えますが・・・
写真の中央付近を拡大するとこんな感じです。ちょっとわかりにくいですね。
別の海藻(ヤツマタモク)。
拡大。
こんなに海藻にとりついたら海藻の漁業にも影響があるだろうなと思ったら、すでに除去技術も開発されているようです(関連論文)。
なぜこんなに大量に発生しているのか、それが毎年のことなのか今年が異常なのか、今のところわかりませんが、今後の状況も気にしておこうと思います。
おまけ。
海藻付近にいたアミ類の群れ
キュウセン。
アイゴ。たくさんいたのですがいい写真が撮れませんでした。メジナやクロダイと混群を作っていました。
メジナ
クロダイ
メバル属の一種
アイナメ。瀬戸内海ではほとんど見かけなくなってしまいました。
シマイサキが岩陰に逃げ込むところ。
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冨山 毅 Takeshi Tomiyama
〒739-8528 東広島市鏡山1-4-4 広島大学 統合生命科学研究科
082-424-7941 (直通)
tomiyama(at)hiroshima-u.ac.jp
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